大人こそ国語と現代文
読解力研究所では大人のための国語や現代文の講座を開催しています。
社会生活では文章理解やコミュニケーションなど「国語」を基礎とする能力が重要視されています。一方で小学校から高校まで通うと12年間にわたって国語の授業を受けることになりますが、国語という複雑で難解な科目の性質上、言葉の仕組みや読解の理論や方法などに踏み込んだ授業が行われることはほとんどありません。
言葉や読解について理解するためには知識や経験がなくてはなりません。オトナになった今だからわかる!面白い!ためになる!が国語と現代文にはあふれているのです。
認識の違い
目の前にはパソコンかスマホ、タブレットがあると思います。それらが在ることは一目見ればわかります。私たち人間はモノやヒトを見ることによって全体を把握し、認識することができます。
しかし文章は違います。文章がそこに在ることは一目見るとわかりますが、内容はそうではありません。文章は一度に認識できる範囲が限られているからです。文章は限られた範囲の認識積み重ねることでしか全体を把握することができません。
読解力をみがく方法の一つは、このように限られた範囲の認識をどのように積み重ねていくかということを理解することです。
そしてここで考えられることは、文章のように限られた範囲の認識を積み重ねることでしか全体を理解できない事柄は、文章の他にも私たちの身の回りにあふれているということです。例えばそれは…ヒントは「時間」です。
言葉にうるさい人
世の中には「言葉にうるさい人」がいて「正しいニホン語を使いなさい!」と言って威張ってきます。
そんな「言葉にうるさい人」に理論武装で「それ自体間違ってますよ。」と逆に教えてあげられるように、言葉についての理解を深めてみませんか?
「本」を大切にする
「読解力研究所」では本を大切に扱います。折り目をつけたり、文章に線を引いたり、印を書いたりはしません。中学校の「国語」や高校の「現代文」の授業では、文章を理解するために教科書に線を引いたり、「しかし」に▽の印を書いたりすることがあるようです。本や文章を読む際に線や印を書かなくては正確に内容を読み取ることができないのであれば、図書館の本が線や印だらけになってしまいます。